幸せを呼ぶプレシャス・ラブ・ストーリー The Hliday(ホリデイ)

アマンダ(キャメロン・ディアス)のストーリー

アマンダ(キャメロン・ディアス)は、ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するキャリアウーマン。作曲家イーサン(エドワード・バーンズ)と同棲中だったが、イーサンの浮気をきっかけに二人の関係は解消。恋愛に不器用なアマンダの姿勢にも問題があったのだが、怒りが収まらない彼女はイーサンを家から追い出してしまう。

そんな年の暮れも迫ったある日、インターネットでアイリス(ケイト・ウィンスレット)なる女性がロンドン郊外のコテージの借り主を探していることを知ったアマンダは、2週間の休暇期間をお互いの家を交換して生活するホームエクスチェンジで生活環境を変えることによって、立ち直りのきっかけにしようと申し出る。

そして、アマンダはロンドン郊外の田園風景を絵に描いたようなコテージへ、アイリスはロサンゼルスにあるプール付きの大豪邸での生活を始めるのだった…。

ロスから9,600キロ離れたロンドン郊外に到着したアマンダ(キャメロン・ディアス)の頭には、映画の予告編製作を手掛ける者の悲しい性なのか、ことあるごとに映画のナレーションが頭のなかを流れてゆく。「アマンダはすべてを手に入れていたが、この休暇には足りないものがある」―と。そして遠く離れたロスの自宅とは打って変わって静けさだけが辺りを包む夜、突然の訪問者がやって来た。それはアイリスの兄グラハム(ジュード・ロウ)だった。

初対面にもかかわらず、心通じ合えるところがあると感じたアマンダは自分の恋が終わってしまったこと、経験したことの無い孤独を感じていることを素直に告白する。そして気持ちが高揚するのを感じながらキスを交わし、やがて…。

翌朝、グラハムの携帯電話にはソフィなる女性の名前の着信があった。滞在二日目にして早くもロスに戻ることを決意したアマンダだったが。その時、またしても映画予告のナレーションが聞こえてくる。「求めていたわけではないが、愛が彼女をとらえた」と…。そしてその夜、アマンダは空港へは向かわず、グラハムが贔屓にしている酒場へ行き、彼と再会し一夜を共にするのだった…。

その翌朝、今度はグラハムの携帯にオリヴィアなる女性から着信が入る。2人はデートに出かけ、恋人同士のように戯れてはいたが、アマンダは恋することに自信を失っていた。グラハムのことをプレイボーイだと思い込んだアマンダは、あくまでも休暇中の遊びに過ぎないと割り切ろうとするのだが、やがてグラハムの実情を知る…。

ソフィとオリヴィアという女性は彼のお相手ではなく、2年前に妻に先立たれた妻とグラハムとの間に生まれた娘だったのだ。シングルファーザーとして子供を育てていたグラハムは「他人が自分たちの生活に入ってくることが怖かった」と告白する。ショックを受けたアマンダだったが、今までとは違う一面を見せる彼とその子供たちを受け入れている自分に気づく。これをきっかけに彼女はこの恋を本気でものにしたいと思うようになるのだった…。